2017年10月20日

Kindle本の執筆環境

Programming Place e-Book Project では、Kindle向けの電子書籍を執筆しています。最近、4冊目を出版しましたが、今回はじめて Markdown形式を使ってみました。

テキストエディタは Atom を使っています。これも割と最近使い始めたばかりで手探り状態ですが、あまり詳しくなくても、日常作業で困ることは特にありません。

【Atom】
https://atom.io/

Atom を使って Markdown で記事を書いていきます。HTML のように、タグで「囲む」必要が無いことは非常に楽です。生のテキスト形式で書くのと大差ありません。それでいて、「見出し」「段落」「箇条書きリスト」「ソースコード」といった表現が行えます。

Markdown で書いた文書は、Atom の「Markdown Preview」という Package(追加機能)をインストールすれば、Atom上で視覚的に確認できます。あるいは、以前ブログに書いたように Chrome の拡張機能を使っても良いです。

【Chrome で Markdown形式のファイルを表示する】
http://ppp-lab.sblo.jp/article/181254841.html


Markdown形式のファイルは、pandoc というツールを使って、任意のフォーマットに変換することができます。

【pandoc】
https://pandoc.org/

pandoc を使って、Markdown から HTML に変換します。勿論、スタイルシートの指定なんかもできます。(私の本は、私の Webサイトのスタイルシートを可能な限り流用しています。Kindle にはガイドラインがあり、それに合わせた調整が必要なので、同一とはいきませんが)。

ソースコードの色分けなんかも、pandoc が HTMLタグを付けてくれるので簡単です。同一カテゴリに属するキーワード(int と char とか、extern と static とか)を同一の class名の spanタグで囲むという感じです。具体的な色の指定は、HTMLファイル内に内部スタイルシートで設定されていますが、私の Webサイトのルールに合わないので、外部スタイルシートで設定を上書きする手を採りました。

更に、文書の先頭部分の目次(リンク付き)も、pandoc のオプション機能で自動生成できます。pandoc を実行するときに --toc オプションを指定するだけのお手軽な機能です。要は Markdown の見出しの部分を抜き出している訳ですが、これも非常に便利です。

最終的には、HTML/CSS や表紙画像などをまとめて、Kindle の提出形式(私の場合は .epub) に変換すれば完成です。この変換は、Amazon の提供している KindleGen というツールを使います。

初めて導入した組み合わせでしたが、Atom + Markdown + pandoc という環境は、非常に便利に使えました。最初の情報集めが多少時間が掛かる程度で、少なくともテキストベースなら、あらゆる文書作成に活用できそうです。
タグ:執筆 Markdown
posted by K.Y at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動

2017年10月19日

4冊目の Kindle本を出版しました

Programming Place e-Book Project の4冊目の本「C の延長としての C++入門」を出版しました。今回は、C言語は使えるけれど C++ は使えない(知らない)人に向けた C++ の本です。

Amazon の Kindleストアで購入できます(Kindle Unlimited の読み放題対応です)。




今回は、主に「C から C++ への移行、あるいは C++ の導入に踏み切れずにいる人」を想定しています。特に、C からの移行を妨げている要因(かもしれない)、オブジェクト指向に関する説明をあえて避けて、C のスタイルの延長線上でも使える機能、比較的分かりやすく実用的に価値がある機能を紹介しています。

C++ は、オブジェクト指向でのプログラミングを強制していないですし、膨大にある機能の一部だけを部分的に導入することも可能な言語です。せっかく、便利で安全で簡単に使える機能が豊富にあるのに、「オブジェクト指向が意味不明だから」とか「言語仕様が巨大すぎて分からない」とかいう理由で、C から C++ への移行を行わないのはとても勿体無いと思います。分かりやすいところから、少しずつ導入すれば良いのです。

なお、今回除外した、オブジェクト指向的な部分については、次回、Programming Place e-Book Project の5冊目として出版予定です。

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【Programming Place トップページ】
http://ppp-lab.sakura.ne.jp/

【管理者に関する情報】
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【お問い合わせはこちらまで(メール)】
ky_webid@yahoo.co.jp
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posted by K.Y at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月11日

Chrome で Markdown形式のファイルを表示する

Markdown形式で書いたファイルを、Chrome で表示する方法。

Markdown Preview Plus という拡張機能を使うと簡単です。

【Markdown Preview Plus (Chrome ウェブストア内)】
https://chrome.google.com/webstore/detail/markdown-preview-plus/febilkbfcbhebfnokafefeacimjdckgl?utm_source=chrome-app-launcher-info-dialog

追加したら、少し設定を。
まず、拡張機能の画面を出します。
Chrome の [その他のツール]>[拡張機能] を選択するか、アドレス入力欄に「chrome://extensions」を入力します。

「Markdown Preview Plus」があるはずなので探して、「ファイルの URL へのアクセスを許可する」にチェックを入れておきます。

20171011_1.PNG

それから「オプション」を選択して、「Supported file extensions」のところにある拡張子ごとのチェックを、任意に設定します。ここでチェックを入れておいた拡張子のファイルのみが、整形して表示されるようになります。特に単なる .txt のファイルは Markdown形式で書いているとは限らないでしょうから、チェックを外しておいた方がいいかも知れません。

20171011_2.PNG

表示確認。適当に以下のような Markdown のファイル (test.md) を用意します。


# Markdown 表示テスト

## 見出し1

テストメッセージ

**テストメッセージ**

- リスト
- リスト
- リスト

## 見出し2

~~~cpp
#include

int main()
{
std::cout << "Hello" << std::endl;
}
~~~


これを表示させてみると、こんな感じになります。

20171011_3.PNG

Markdown は HTML などの他の形式に変換するツールなんかもあって非常に便利です。知らない人は調べてみると良いですよ。私は電子書籍とか、日々の日記を書くときに活用しています。
posted by K.Y at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報
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